うろこ雲

昨日夜、仕事が終わって外に出ると、丸いお月さんに照らされて、
うろこ雲がグレーと黄色の月明かりで夜の空に光っていた。

イブ君が、フランス語で「beaucoup de poisson.(魚がいっぱい)」 といった。

うろこ雲はフランスでも魚に見えるらしい。

うろこ雲が出ていたら、次の日はだいたい雨だ。
ちなみにイブ君は雨男である。

ワインの選び方

お店でワインがある。

さいきんよく売れるのは、ノンアルコールワイン（笑）

いわゆるぶどうジュースだ。ドイツのぶどうジュース。なかなかおいしい。

さて、アルコールはいってるほうのワインの話をします。

ワインは基本的にフランスワインです。
あんまりマニアックなのはないです。そして飲み屋でおいてるめっちゃ重いワインもないです。
あいまいにいうならあるのは中重から軽めです。
そして、あんまり相場的に外れたものはかってません。
相場より安すぎたり、高すぎたりするもんは、なんか理由があるので買わないことにしている。
儲け主義や、ブランド主義が嫌いなので。

お客様にドリンクをすすめるスタンスとしては、
「なんかのむ？」っといった感じの寄り添い方です。

たぶん誰かが自分の家にきたら、「なんか飲む？」って聞くと思います。そんな感じに似ています。

でも、店なんでワイン注文の時には、もうちょっと質問します。お金も頂くし、どんなけのめるかわからないから。

家族や友人なら、「あんたこんなんすきやろ」といえる。
店なら「たぶんお好みと思うんですけど・・」といって出すけど。

こんな感じでしか私はできないみたいです。

遠くはめんどくさい

大阪の人の特徴だとおもう。

「遠くはめんどくさい。」

よく行ってる店の理由として「近いから」
嫌いじゃないけどあんまり行かない店の理由として「遠いから」

ぱっと、どこからどんなけの時間かかるかとか、
どんなけ歩くかとか感覚的にはかってる。

わたしも大阪人なのでよくわかる。
どこ食べに行く？ってなったとき、2パターンある。
あらかじめ予約する場合としてない場合

あらかじめ予約してない場合。（特に当日のそろそろおなかすいてきたなあという時間の話）

頭の中で、自分のいるところからの距離と時間と値段と、そこで食べれるもんと、自分の着てるカッコ(服）と、一緒に行く人と、交通手段と、その日のだるさ加減とはりきって食べるぞーていう気分とのバランスと、飲むか飲めへんかと、そこで会いそうな人を予想したり、ここいったら誰にも会えへんやろうとか、料理出てくる時間とか、カードいけるかどうか、定休日いつやったっけ、あいてるかな・・・となったところでやっと電話する。（しない場合もある。）

もしくは、携帯の電話帳に入れてる店をなんとなく全部みてみて、はずれのない店を選ぶ。

近い店ほどこういった類の情報は頭にはいっていて、遠い店ほど知らんので、たぶんめんどくさくなる。

近い店が何回か続いてちょっと刺激がたりなくなったら、5回にいっぺんくらい遠い店をあらかじめ予約していく。というのが遠い店に行く理由。かな。

うちの店は遠い店なんだろうか、近い店なんだろうか・・・

へんな魚はおいしい

見た目のへんな魚というのがたまに入ってくる。

夏の魚でヤガラというさかながある。











半分顔で半分食べれる身である。

タツノオトシゴも仲間らしい。

うろこがなくて、変な形の魚はおいしいというが、まさにヤガラはそんな魚だと思う。
身は柔らかくて白身。

たまに入ってきます。

やがらって「矢柄」て書きます。見たまんまですね

マルティニクの音楽

うちで働いてるイブ君はマルティニック島というカリブ海のフランス領からきている。

私の地元の音楽なんて三夜踊りの民謡ぐらいしかないが、イブ君の地元の音楽はかっこよすぎる！

 http://www.youtube.com/watch?v=kOcf27JjgvU

ズーク（ZOUK）というジャンルの音楽。男女が体を寄せ合い踊る愛の踊りとともに歌うらしい。

私の地元の民謡とはえらい違いだ。
まず近所のおっちゃんとおばちゃんが体を寄せ合って踊ってたら大問題だ（笑）

ちなみにクレオール語という言葉でうたっています。
マルティニック島はクレオール語とフランス語を使います

マルティニックのラムや、ペルーシュのシュガー。
フランス産ですね。南国の食べ物もフランスはたくさんあるのですね