寒ぶり

全長７０ｃｍぐらいの寒ブリが鳥取の浜坂港から来た。


タルタルと軽くソテーしたのを盛り合わせにしておだしいています。

旬の食材は皆様どこでめしあがっていらっしゃるのでしょうか？
ぶりの季節は、「昨日ぶりしゃぶやったねん」とか「昨日ぶりの照り焼きたべてん」、
蟹の時節には「蟹鍋やったねん」とか、「蟹しゃぶやったねん」とかいうこともある。

ブランジェリータカギ

今日はブランジェリータカギさんのパン一挙ご紹介です。







奥においっしいカスクルート（サンドイッチ）あり




ショソン　オ　ポムなどパイ系









おいしー野菜はいってます







　バケットなど







フォカッチャなど







パン　ド　ミもおいっしーです。





キッシュなど






カヌレやパスティスのパン、ガレットなど







クロワッサンやパン　オ　ショコラ







ロールケーキにタルト　そしてエクレア




 撮影の日、パンオショコラを購入　C’etait tres bon！
  店内は狭いので、こんでくると横をむいたり後ろ向いたりちょっと体をくるくる回転しながらパンをかいます。大阪人は狭くておいしいお店が大好き。狭さも魅力。パンが迫ってくる感じがいい。

ブランジェリーでタルトやエクレア買って、歩きながら食べるとフランス人ぽいです。（笑）

ここのﾌﾗﾝﾎﾞﾜｰｽﾞいっぱいのハート型のタルトはプレゼントにいい。
ガレットドブルトンヌというバタータップリの焼き菓子、クイニーアマンもいい。
あとクグロフ型のﾌﾞﾘｵｯｼｭなんかもプレゼントにいい。やわらかくておいしいです。

クリスマスプレゼントをブーランジェリーで買うっていうのもいいアイデアかも！


 

短角牛のカイエット

カイエット＝ハンバーグみたいなもの。

ハンバーグと言い切ってしまうとシェフに嫌がられる（笑）。だから『みたいなもの』とあえてつけている。

Ａランチという１６８０円のコースがうちにある。

どこのお店もたいがい安いほうのランチのメインの肉は豚か鳥が多い。
うちも例外ではない。

そこでシェフに提案「牛でなんかつくってほしいなー、カイエットとか・・・、安いほうのランチで牛とかメインめずらしいとおもうんだけどなぁー」　　「あほか、牛とか無理じゃ」とか言われてたのですが、岩手からタイミングよく塊で肉がきて、掃除したら、カイエットにできる部分があったので、
Ａランチにもうすぐ牛肉メインが登場です。

カイエットにできる部分の肉というのはこま切れ肉です。骨についている細かい肉をこそいだものです。
牛だけでなく鹿のカイエットとか猪のカイエットとかいろいろあり、ちょっとフォアグラ混ぜたりする人もいます。

普通はローストしたお肉の横にカイエットはそえるもん。

いつもは脇役的なカイエットが主役になります。




今まだ仕込み中。

ラギオールのセミ

ある時期までラギオールの虫のマークはセミだと思っていた。
セミの前はハエだと思っていた。

ハエとおしえられたからである。

本当はハチである。

私はソムリエナイフを2本もっていて、グランヴァンなどのふるーいワインで、コルクが長くってぼろぼろしてるやつを開けるときにはラギオールをつかっている。
普段は2段階でひょいひょいっとあけることのできるスペイン製の安いソムリエナイフ（3000円ぐらい）であけている。

ラギオールはフランスの山奥でつくられている。
もともとは外で仕事のできないさむーい長い冬の間、、暖炉の前でせっせこ水牛の角を削り、ナイフなどをつくって、それを売って生活していたのがはじまり。
だから鍛冶屋が山奥に多い。

今はラギオールのナイフやフォークも普通に見るようになったので、若い女の子たちにラギオールの薀蓄をかたるのはそろそろやめましょう。（笑）

「うわっラギオールや！」とかって、なんとなくちょっとサービスマンに聞こえるような声でわざとおどろいてみたりするお客さんがいて、「僕（私）しってますよアピール」なんかもよくあります。いっしょにきたおつれさんに「なにそれー」といってもらったら「これはな、・・・」とはじまり、「ラギオールっていってよーきれんねん。このマークセミやで」

ああ、惜しい。。。

ハチとおしえてあげたくなる。またラギオールセミマーク伝説が大阪に広まっていく。

エビフライ

昨日は深夜食堂の最終回だった。
見事なセットでキャスティングもおもしろかったので、みていた。
ＤＶＤがでたらまたみようと思っている。

さて今日はエビフライのはなし。

毎年大山崎にある水上隣保館という児童施設にお料理をプレゼントしている。
いろんな店のシェフが参加していて、今年うちの店はエビフライ担当になった。

去年はハンバーグだったかな。

この施設は家庭の事情で家族と住めない子供たちが生活をしていて、0歳から高校3年生までの子供たちがいる。

クリスマスの一週間まえの日曜日がお料理プレゼントの日だ。

いろんなハプニングもある。

ある子は、スケートみたいな靴（靴の裏にコマついてるやつ）でトォルトゥーガの萬谷シェフのとなりに
スーときて「めがね、めがね！」といって頭をツンとして去っていった。

また別の子は、キュイエール（今は直島にいらっしゃる）の新屋シェフに「おっちゃーん、つまようじちょーだい」といったり、また別の子は、イルチプレッソの高島シェフ「ｽﾊﾟｹﾞﾃｨのソースいらんから麺だけくれ」といったりである。（ちなみにミートソースのパスタだったらしい）