酒とタバコと女とフレンチ

タバコと酒は切っても切れぬ縁である。

ある４０代女性（私の知り合い）に近頃話題の自然派ワインをすすめると
「いまさら自然派ゆうてみてもなぁ・・・・いままで存分に不自然にいきてんのにー（笑）」と笑いながら
白ワインのんでいた。
確かに、ワインだけ自然派っていうひともたくさんいる(笑）
自然派って妙に都会的な感じがするのはわたしだけかな。
おいしいけど。


タバコや酒は、嗜好品なのであまり、やいやいいえないのだが、どーしても気になることがある。

妊娠中のお母さんの酒とタバコである。
子供は細胞分裂しておなかの中で大きくなっていく。そのときにタバコ、酒が入ると細胞分裂がうまくいかないのだ。先天的障害というものはこういうことも1つの原因ときいている。

注文するのはお母さん。
「いっぱいだけなら大丈夫」といって注文されたワインも「灰皿ください」といわれたら灰皿もっていくのだが、いつももっていくときに「元気にうまれてきてね」と心のなかで思ってしまう。

お母さんの健康は子供の健康であり、お母さんの食事は子供の食事であり、生まれてからもそうである。

ちょっと女性に知っておいてほしい話でした。









 

蝦夷鹿

蝦夷鹿入荷です









蝦夷鹿のモモの部分です。ぴかぴか。

あとロース（背中）もあります。

鹿肉は赤身がしっかりしていて、淡白で臭みがない。
脂がすくないお肉です。

そろそろジビエも終わりにちかづいてきました。

バレンタインがおわったら、つぎのイベントはひな祭り。
そしてホワイトデー。
それがおわったらこんどは、花見の季節がやってくる！

シェフのバレンタインの思い出

ヴァレンタインデーの日、フランスでは、男性から女性に花束やチョコレートや下着などをプレゼントするらしい。

シェフが完全に坊主頭の中二男子の頃、僕もチョコレートとかもらえるんかなあと（あの顔で）どきどきしてたヴァレンタインデーの日のはなしである。

学校から家に帰ってきたシェフが、友達の家に遊びに行こうとチャリンコにのろうとしたとき、まえのカゴにチョコレートが入っていた。
うわ、だれやろ・・・・とあの子かなぁなどと考えていたら、きこえるように笑い声が。

言いたくてしょうがない、わらいがこらえられない。シェフのおかんである。

「だれにももらわれへんやろおもって。」と笑うおかん。

シェフの学生時代のはなしはおもしろい。クラスの女子に総無視（4ヶ月）くらったはなしとか、
体育教官室で自習させられたはなしなどなど。

　またちょいちょいはなします。

ヴレドヴレのこの時期によくかけているのはこのＣＤ。

ラジオでもこの時期はよく流れます。
チェットベイカーです。












マイ　ファニー　ヴァレンタイン～という曲がはいってるのでよくかけます。

スフレ

たまにはデザートの写真でものせようかな。肉ばっかりかいてましたから。。。









オーブンから出したての栗のスフレの写真です。

スフレはふわっとしたあたたかいデザートです。
10分ぐらい焼くので、いらちの人にはむきません（笑）

　話し変わりますが、昨日メニューがぼろぼろになってきたので、張替えをしました。
　そして、メニューも書きかえました。

　どうやって書いたらわかりやすく見やすいやろう、とかいろいろ考えます。

日頃からメニューをお客さんが見てる姿をみて最近きづいた面白いことがあります。

メインのメニューの中で「シャラン産ビュルゴー家ちっそく鴨のロースト」あります。

９７％ぐらいの大阪人は「ちっそく」にやたら反応します。
「うわっ、ちっそくやて。ぐえ」とか「ちっそく、、ちっそく、、、ちっそく、、」とつぶやくように連呼する人、
「やーん、かわいそぉ、、ちっそくて」など、やたら「ちっそく　ちっそく」という言葉が聞こえてきておもしろいです。
ちっそくの発声練習みたいです。

で「ぐえー」とか、「かわいそう」とか言ってた人はたいがい注文します。

よく海老の残酷焼とかあるけど、人間て本能的に残酷を含む言葉みたいなものに食欲をそそらされる生き物なんだなあとちょっと思ったりもした。

ミモザ

ミモザの花が2月になるといつもさきます
























そろそろ春の感じのメニューだしたいなあとシェフが言ってた。

今日はシェフ的「あっさりした料理」（きのう急に語りだした）の話をちょっとかこうかなと。

魚介や野菜をつかったあっさりのものがトレンドな感じ、、、それはわかっている。

メインの肉のソースも、野菜のピュレやらﾊﾟｳﾀﾞｰなど軽いソースもトレンド。

　あっさりというよりクリアな、、、、、フレンチのテクニックをきちっとつかってあっさりしている料理のほうが好きだしおいしいとおもう。

たとえばジュレとかもちゃんとつくればクリアで軽くなるし、リエットやパテなんかもあっさり仕上げることも可能だ。

うちの店の骨太料理とか、ガツン系とかいうのは10年前の古いイメージなので、こんなゴシップな文字はすてて、リアルに食事をかんじてくれたら、いいな。