No.197
2010/08/29 (Sun) 19:10:28
このコースター、12枚かったのに、今3枚しかない。
レストランは時々ものが消える。
トイレにおいてたリスンのお香もがっさりとられてしまった事もある。
バカラのグラスがなくなったり、ショップカード入れがなくなったり、
灰皿がなくなったり、備え付けのトイレットペーパー全部とか、そんなこともある。
ディナータイムにつかってるナフキンリングも何個かなくなってる。
誤ってゴミ箱にすててしまったものもあろうけど、誤ってトイレットペーパー3個とか、バカラのグラスを捨てる・・・そんなやつおらんやろぉ・・・とおもう。
疑いたくはないが、だれかがもってかえってる。・・・とおもう。
でも、店という場所ではよくあることだ。
現場を目撃したこともある。
経験上だが、備品の盗みは、大きいレストランになると、スタッフのなかでも盗む人がいる。
皿とか、ナフキンとか。食材とかワインとか盗むひともいる。(若かりし時に見た。いやな記憶・・・)
買ってるもんやからとらんといてー。誰か知らんけど・・・
コレもレストランあるあるばなし。
前に紹介した本「グルメのフランス」にも盗みについてかいていた。
鴨の置物を盗み、トイレの窓からマダムがなげ、それを旦那がキャッチするというコンビネーションプレーだ。
後日お手紙を書き、返してもらうようにサービスマンがいうと、郵便でかえってきたそうだ。
でもくちばしが割れていたとか。
他にも胡椒入れをバッグに忍ばせたマダム。サービスマンはそれに気づいて、会計のときに胡椒入れの代金もいれたらしい。
逆切れして支払ってかえったらしいが、あかんことやってるしねえ。
いつの時代もどんな店でもあるはなしである。
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No.196
2010/08/29 (Sun) 18:28:32
ギッドというのはガイドのフランス語である。
食べもん好きで有名な、だれだれさんが、1人は身近にいるとおもう。
そのひとにたべるとこきいたら、間違いないという○○さん。
食べもんの好みが似てるという人は、その時点で友になれる。
まったく同じ好みというのはありえないので、近似値とって、ちかいなあというとこらへん。
ギッドルージュ(ミシュランの赤本)より、ギッド○○さんは頼りになる。
ギッド○○さんは、外で食べんの好きな人。
どんなジャンルも対応してくれる。
お菓子やったら○○さんよーしってる、寿司やったら○○さんにきいたらええ、飲むとこやったら○○さんにきいてみよ。
そのジャンルに詳しい人もギッド○○さんは知ってたりする。
なんて頼りになる人なんだろう。
食べもん好きで有名な、だれだれさんが、1人は身近にいるとおもう。
そのひとにたべるとこきいたら、間違いないという○○さん。
食べもんの好みが似てるという人は、その時点で友になれる。
まったく同じ好みというのはありえないので、近似値とって、ちかいなあというとこらへん。
ギッドルージュ(ミシュランの赤本)より、ギッド○○さんは頼りになる。
ギッド○○さんは、外で食べんの好きな人。
どんなジャンルも対応してくれる。
お菓子やったら○○さんよーしってる、寿司やったら○○さんにきいたらええ、飲むとこやったら○○さんにきいてみよ。
そのジャンルに詳しい人もギッド○○さんは知ってたりする。
なんて頼りになる人なんだろう。
No.195
2010/08/25 (Wed) 17:57:28
No.194
2010/08/18 (Wed) 19:23:57
「どんべえって東京と大阪味違うねんで。」
っていうやつ、クラスに一人いた。
シャトーラトゥールって国ごとに味違うねんで。っていうはなしは大人になってからきいたが、
たぶん昔はどんべいの話をしていた人間に聞いたにちがいない。
大人になってもポジショニングっていうものはさほどかわらないもんである。
高校デビューはまあまあいたいが、大人デビューはもっといたい。
ワインはその「大人デビュー」をときに手伝ってしまう飲み物である。が反対に、素敵な大人になることも手伝ってくれる飲み物である。どっちになるかは本人のキャラしだいだ。
そう、国ごとに味が違うのだ。日本はたぶん重めで濃くて渋いのみたいなイメージでつくってくれてるのかな?なっかなか香りも味も開かないラトゥールは、この辺のクラスのワインを飲んでる人にとって、好き嫌いがはっきりしてる。ラトゥール嫌いな人は、オーブリオンとか、ラフィットを飲むほうがいいという意見をよく耳にするが、ちょっとわかるような気もする。
そして、このクラスのワインになると、料理のある場(レストラン)以外で飲むほうが良い場合だってある
年代もののいいワインはそれだけでおいしい。料理がいいワインの味を消すこともある。
また、自分で酒屋で買って、知り合い同士で飲むのもいいんじゃないかなとおもう。
レストランでボルドーワインを飲むときは、ここまでのクラスのボルドーを頼むよりは、もう少しふつーの金額のもので、クラシックなつくりなものが、私はボルドーの本来の(ブランドや儲け主義に走っていない)ボルドーワインをたのしめるんじゃないかしら・・・となんとなくおもっている。
ちゃんと酸があって、エレガントなボルドーワインこそが、フランス人の飲んでいるボルドーで、自然な感じがするのだ。
ボルドー=重め・・・というよりはボルドー=ほんまはちょっとしか重くない。
と書きたいけど、
ピノノワールや、コートデュローヌの北のほうのワインと比べると、やっぱり重めになるので、
うちのグラスワインメニューの説明書きには「少し重め」と簡潔に書いている。
あとついでに書くけど、ワインはどの年もおいしい。悪いワインはあるけど、悪い年のワインは悪いなんて話はとっくの昔にない。
法外な値段のワインと、管理の悪いワインと、不健康なワインと、醸造元から飲む人までの間に、誰かがウソをつけばあっという間に悪いワインになる
前回スコッチウイスキーとボルドーワインの話を書いた。
イギリスとボルドーは商業的に深いつながりがあった。技術の行き来や、考え方の行き来、技術者も
もちろんお互いの地域の酒造りに興味を示したのであろう。
互いに同じ職であったりすると、どんな風にやってんの?と聞きたくなるのは私も一緒だ。
メキシコのサービスマンと、イタリアのサービスマンと、シンガポールのサービスマンと、うちにはこんなお客さんがいて、こんなシェフがいて、こんなとこやからこんなサービスするねんとか、はなしをしてみたいもんである。そしていいものは学ぶ。
イギリスとボルドーの職人たちのこういう会話の中に、錬金術が含まれている場合だってあったのだろう。
ところで、わたしにとってイギリスのイメージは、映画の「眺めのいい部屋」や「マッチポイント」。
あと、ええとこの子はみんなラルフローレンのセーターきてる。私に子供がもしできたら、あほでもラルフローレンのセーターきせたら、かしこそうにみえるやろか・・・とマッチポイントをみながらおもった。
ラルフローレン着てるええとこの子はでかい家にすんでいて、貴族である。商業で成功した人がたくさんいて、取引してる場所のワインを買ったりするようになる。何ケースもワインを買ってくれる大顧客なら要望も聞くだろう。
さっき書いたように、色も味も濃く、甘いものが好きなイギリス人はワインにももちろんそれを求めたに違いない。
自分好みの味を同じ国の似通ったたくさんの舌たちがもとめたら、イギリス味のワインが出来上がるのは必然である。
いわゆる日本人好みならぬ、イギリス人好みに仕上がっていく。
ボルドーはブルゴーニュと違って、たくさんワインができる。
ひろくて大きいのだ。
しかも醸造技術も発達していて、どんなお好みのワインでも造れる。
歴史と、かかわった国、人、経済、宗教、土地、食文化は、「味」という情報にいっぱいつまってるものですねえ。
っていうやつ、クラスに一人いた。
シャトーラトゥールって国ごとに味違うねんで。っていうはなしは大人になってからきいたが、
たぶん昔はどんべいの話をしていた人間に聞いたにちがいない。
大人になってもポジショニングっていうものはさほどかわらないもんである。
高校デビューはまあまあいたいが、大人デビューはもっといたい。
ワインはその「大人デビュー」をときに手伝ってしまう飲み物である。が反対に、素敵な大人になることも手伝ってくれる飲み物である。どっちになるかは本人のキャラしだいだ。
そう、国ごとに味が違うのだ。日本はたぶん重めで濃くて渋いのみたいなイメージでつくってくれてるのかな?なっかなか香りも味も開かないラトゥールは、この辺のクラスのワインを飲んでる人にとって、好き嫌いがはっきりしてる。ラトゥール嫌いな人は、オーブリオンとか、ラフィットを飲むほうがいいという意見をよく耳にするが、ちょっとわかるような気もする。
そして、このクラスのワインになると、料理のある場(レストラン)以外で飲むほうが良い場合だってある
年代もののいいワインはそれだけでおいしい。料理がいいワインの味を消すこともある。
また、自分で酒屋で買って、知り合い同士で飲むのもいいんじゃないかなとおもう。
レストランでボルドーワインを飲むときは、ここまでのクラスのボルドーを頼むよりは、もう少しふつーの金額のもので、クラシックなつくりなものが、私はボルドーの本来の(ブランドや儲け主義に走っていない)ボルドーワインをたのしめるんじゃないかしら・・・となんとなくおもっている。
ちゃんと酸があって、エレガントなボルドーワインこそが、フランス人の飲んでいるボルドーで、自然な感じがするのだ。
ボルドー=重め・・・というよりはボルドー=ほんまはちょっとしか重くない。
と書きたいけど、
ピノノワールや、コートデュローヌの北のほうのワインと比べると、やっぱり重めになるので、
うちのグラスワインメニューの説明書きには「少し重め」と簡潔に書いている。
あとついでに書くけど、ワインはどの年もおいしい。悪いワインはあるけど、悪い年のワインは悪いなんて話はとっくの昔にない。
法外な値段のワインと、管理の悪いワインと、不健康なワインと、醸造元から飲む人までの間に、誰かがウソをつけばあっという間に悪いワインになる
前回スコッチウイスキーとボルドーワインの話を書いた。
イギリスとボルドーは商業的に深いつながりがあった。技術の行き来や、考え方の行き来、技術者も
もちろんお互いの地域の酒造りに興味を示したのであろう。
互いに同じ職であったりすると、どんな風にやってんの?と聞きたくなるのは私も一緒だ。
メキシコのサービスマンと、イタリアのサービスマンと、シンガポールのサービスマンと、うちにはこんなお客さんがいて、こんなシェフがいて、こんなとこやからこんなサービスするねんとか、はなしをしてみたいもんである。そしていいものは学ぶ。
イギリスとボルドーの職人たちのこういう会話の中に、錬金術が含まれている場合だってあったのだろう。
ところで、わたしにとってイギリスのイメージは、映画の「眺めのいい部屋」や「マッチポイント」。
あと、ええとこの子はみんなラルフローレンのセーターきてる。私に子供がもしできたら、あほでもラルフローレンのセーターきせたら、かしこそうにみえるやろか・・・とマッチポイントをみながらおもった。
ラルフローレン着てるええとこの子はでかい家にすんでいて、貴族である。商業で成功した人がたくさんいて、取引してる場所のワインを買ったりするようになる。何ケースもワインを買ってくれる大顧客なら要望も聞くだろう。
さっき書いたように、色も味も濃く、甘いものが好きなイギリス人はワインにももちろんそれを求めたに違いない。
自分好みの味を同じ国の似通ったたくさんの舌たちがもとめたら、イギリス味のワインが出来上がるのは必然である。
いわゆる日本人好みならぬ、イギリス人好みに仕上がっていく。
ボルドーはブルゴーニュと違って、たくさんワインができる。
ひろくて大きいのだ。
しかも醸造技術も発達していて、どんなお好みのワインでも造れる。
歴史と、かかわった国、人、経済、宗教、土地、食文化は、「味」という情報にいっぱいつまってるものですねえ。
No.193
2010/08/18 (Wed) 17:33:20
スコッチウイスキーと
ボルドーワインとって
にてませんか?
ブレンドするとことか、樽の香ばしい感じとか、
醸造技術のすばらしさとか。
つくりたい味に仕上げることができる。
イギリスのお嬢さまがボルドーに嫁にいってた時代がある。
イギリスとボルドーは商業的なつながりが深い。そんなこと昔学校(世界史)で習ったような。
イギリス人は濃くて甘いものが好きで、色の濃いものが好き。(だったらしい)
日本に入ってくるシャトーラトゥールも濃い。
どうしてでしょうか?
もうちょっと詳しく今度はなします。
続く
ボルドーワインとって
にてませんか?
ブレンドするとことか、樽の香ばしい感じとか、
醸造技術のすばらしさとか。
つくりたい味に仕上げることができる。
イギリスのお嬢さまがボルドーに嫁にいってた時代がある。
イギリスとボルドーは商業的なつながりが深い。そんなこと昔学校(世界史)で習ったような。
イギリス人は濃くて甘いものが好きで、色の濃いものが好き。(だったらしい)
日本に入ってくるシャトーラトゥールも濃い。
どうしてでしょうか?
もうちょっと詳しく今度はなします。
続く
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