No.114
2010/02/28 (Sun) 16:00:15
ワインの古酒をあけるときは緊張する。
コルクが柔らかいうえにぼろぼろになるので、ソムリエナイフのスクリューの部分だけではなかなかあけるころが難しく、ナイフの部分をよく使う。
何とかあけることができて、グラスに注ぐ。
ここからが大阪の面白いところ。
ワインの古酒になるとたいがいのコメントは「いける?、あかん?」と周りにいる人に確認しあい、だれかか「いけるいける」というと、今度は違う人が「まだいけるいける」といい、
最後に皆が「いけるなあー」と満足する。
いけるかあかんかだけがこのワインの価値となり、
最初から最後まで「いけるいける」といいながら飲むのだ。
腐りかけの豆腐のにおいかいで「いける?あかん?」とか「いけるいける」というときのイントネーションとにている。
そして、別の機会には、「この前何年の~飲んだけどまだいけてたわー」とかいう自慢もやっぱりいけるかあかんかのコメントが大事になっていて、これも大阪っぽいのかなとおもう。
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No.85
2009/12/29 (Tue) 23:32:43
レストランにおける親父ギャグはたくさんあり、お客さんのいいそうな親父ギャグもたいがい決まっている。
たとえば、「なにかアレルギーとかないですか?」と聞くと、「女性が苦手です。ガハハハハハ」と自分だけ大爆笑みたいな親父ギャグは日常ちゃめし。
親父ギャグいう人のワインの注文はほとんど「重くてしぶくてお手ごろなワインちょーだい」というのはなぜだろうか。そしてわたしもフォジェールとかわかりやすくほどほど渋みのあるワインを持っていく。
ソムリエはお客様のお好みをお伺いしてワインを選ぶとものの本に書いているが、お客様のギャグのセンスをみてワインをお選びすると書き直したいくらいである。
さて、きょうはなかなかハイソサエティなギャグに出会った。
ロマネ 金平糖。
金平糖にクロードデュガのワインが入ってるという、京都のあの金平糖屋さんの赤ワインの金平糖。
一口食べますと、赤ワインの香り、しゃりっと噛むしゃりっと噛む噛む。
あまくておいしい。
ちょっとワインの味もする。
ビンテージ03!?
ロマネーコンペイトウと書いてます。
なかなか楽しいコンペイトウでございました。
ワイン好きに大うけのギャグ。
レベルが高い!
ほら、こんなギャグいう人は絶対ワイン好きでしょ?
ギャグのセンスでワインを選ぶは、まんざら間違ってもいないとおもうんだけどな(笑)
No.79
2009/12/13 (Sun) 15:43:19
ある時期までラギオールの虫のマークはセミだと思っていた。
セミの前はハエだと思っていた。
ハエとおしえられたからである。
本当はハチである。
私はソムリエナイフを2本もっていて、グランヴァンなどのふるーいワインで、コルクが長くってぼろぼろしてるやつを開けるときにはラギオールをつかっている。
普段は2段階でひょいひょいっとあけることのできるスペイン製の安いソムリエナイフ(3000円ぐらい)であけている。
ラギオールはフランスの山奥でつくられている。
もともとは外で仕事のできないさむーい長い冬の間、、暖炉の前でせっせこ水牛の角を削り、ナイフなどをつくって、それを売って生活していたのがはじまり。
だから鍛冶屋が山奥に多い。
今はラギオールのナイフやフォークも普通に見るようになったので、若い女の子たちにラギオールの薀蓄をかたるのはそろそろやめましょう。(笑)
「うわっラギオールや!」とかって、なんとなくちょっとサービスマンに聞こえるような声でわざとおどろいてみたりするお客さんがいて、「僕(私)しってますよアピール」なんかもよくあります。いっしょにきたおつれさんに「なにそれー」といってもらったら「これはな、・・・」とはじまり、「ラギオールっていってよーきれんねん。このマークセミやで」
ああ、惜しい。。。
ハチとおしえてあげたくなる。またラギオールセミマーク伝説が大阪に広まっていく。
No.21
2009/07/22 (Wed) 23:46:19
今日は皆既日食でしたが、皆様ご覧になられましたでしょうか。
私はちょっとだけ見ました。
あとは雲に隠れてしまってみえなくなってしまった。
ちょうどフランスでブルゴーニュに滞在した日は満月でした。
フランソワさん(シャンタルレスキュールの醸造長)が満月と新月の前後はあまり畑をいじらないといっていました。
満月のその日は7月7日で、寒い日でした。セーターやブランケットをかりて寒さをしのいでました。
そして風がふき、やがて10分ぐらい大雨が降り、やんでスカッと晴れ。
この変な天候は満月の前だからだと言っていた。
そして、今日は新月。そういわれたらこの2,3日変な天気だった気がする。
ワインも月の位置によって、濁ったり透明になったり、動いたり静かだったりするらしい。
信じられないけどほんとです。
私がムルソーの樽熟のワインを樽から飲ませていただいたときのワインの状態は濁っていた。「昨日は透明だったんだよ」とフランソワさんは言っていた。
月の引力はすごいな。
フランスでお月様の話を聞いて買ってきた
2009年のお月様カレンダー。
髪を切るといい日とか、つめの手入れするといい日とか
そんなことも書いています。
でも全部フランス語!
私はちょっとだけ見ました。
あとは雲に隠れてしまってみえなくなってしまった。
ちょうどフランスでブルゴーニュに滞在した日は満月でした。
フランソワさん(シャンタルレスキュールの醸造長)が満月と新月の前後はあまり畑をいじらないといっていました。
満月のその日は7月7日で、寒い日でした。セーターやブランケットをかりて寒さをしのいでました。
そして風がふき、やがて10分ぐらい大雨が降り、やんでスカッと晴れ。
この変な天候は満月の前だからだと言っていた。
そして、今日は新月。そういわれたらこの2,3日変な天気だった気がする。
ワインも月の位置によって、濁ったり透明になったり、動いたり静かだったりするらしい。
信じられないけどほんとです。
私がムルソーの樽熟のワインを樽から飲ませていただいたときのワインの状態は濁っていた。「昨日は透明だったんだよ」とフランソワさんは言っていた。
月の引力はすごいな。
フランスでお月様の話を聞いて買ってきた
2009年のお月様カレンダー。
髪を切るといい日とか、つめの手入れするといい日とか
そんなことも書いています。
でも全部フランス語!
No.18
2009/07/18 (Sat) 16:44:41
ワイン用語は知っていても、知らないことがたくさんある。
言葉を知るということは、世界が広がることと思っている私。
ワインリストを見ると良く見かける~V.V(ヴィエイユ・ヴィーニュ)
古樹のことをこういうのだが、さて、樹齢何歳からがV.Vなんでしょうか。
ローラン ピヨさんという、造り手に聞いてみると、30歳からV.Vとおっしゃっていた。
ブドウの樹の寿命は土壌が死んでいたらブドウの樹もだめになる。ブドウは100年生きれるとしたら、
土壌も100年健康でないとダメだということ。
ワインはよく人にたとえられるが、私もV.Vの31歳である。
とすると、普段の生活が土壌となる。
昨日はミスタービーンのカンヌへ行くをみた。
今日の私の土壌はミスタービーンからもらった笑いのパワーである。
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1978/01/29
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