修理の多い料理店

店も移転して7年。
あちこちこわれたり、動かなくなったりする。

パコジェットは壊れ、スチームコンベクションは忙しいときに限ってこわれ、洗浄機も忙しいときにとまり、真空する機械も止まったり、冷蔵庫の扉がはずれたり、いろいろである。

修理代はたいがい万単位のものばかりなので、なかなか高くつく。

いま、水道の水漏れの修理をやってもらっている。










床下の配管、、、という最悪の場所である。
晴天の霹靂的な予想外の出費はオーナーシェフたちにとって辛い・・・
　
あたらしい設備も、時が経てば古くなる。
こんなことがあるのでフレンチってもうけられへん商売なんです（笑）

エールフランスの制服

うちの母はＣＡになりたかったらしい。

スチュワーデス物語を完全に見ていた歳である。

人生もっかいやりなおしきくんやったらＣＡになりたいらしい。

エールフランスの制服のデザインが私は好きです。








クリスチャン　ラクロア










バレンシアガ









ディオール

http://www.uniformfreak.com/1airfrance.html　　

他にもおしゃれーな制服がいっぱい！

フランス人の男の子

昨日からあたらしいスタッフが来た。
イブ君。
マルティニク島出身。(ラムで有名です。カリブ海に浮かぶ島です）
マルティニク島はフランス領なので、公用語はフランス語です。

日本語が話せます。（でもまだぺらぺらとまではいかないのですが）

サムライの歴史と車が好きらしい。
「空港降りたらサムライと忍者いっぱいいるとおもった？」てきいたら笑ってた。

今フランスでの日本の文化はゴシックロリータと、忍者、漫画、ビデオゲーム、禅（これはＣＯＯＬというかんじ。かっこいいね、みたいな感じで「ＺＥＮ！」と使われている）

ブラジルの格闘技でカポエラというダンスみたいな格闘技があるんですが、それを５年やってたらしい。（忍耐あってやめんとがんばって続きそうな感じがする。）

まじめなフランス人にであえてよかった。

皆様どうぞよろしくおねがいいたします。

日曜日休みと月曜日休み

日曜日、うちの店は開いてます。

大阪のフレンチはたいがい日曜休みか月曜休みである。

うちは月曜休みである。心斎橋に店があるときは水曜休みでした。前の店って言っても、もう7年前のはなしです。シェフが愛想悪くて有名やった頃（笑）

日曜日のカウンターにはどこかの若い料理人の方が一人でたべにきている姿をよく見ます。
だいたい腕にヤケドのあとがあるのと、礼儀正しいのですぐわかる。
あと大人の男性（３８歳オーバー）一人めしも多い。


日曜日のブレドブレ。テーブル編。
家族（高校生ぐらいの娘のいるお父さんは娘にがんがん親父ギャグをつっこまれる）
女の子のグループ(まずプレゼント交換の儀式、その後は結婚式の写真を見る方多し）
夫婦（めちゃ食べるのはやいのは絶対夫婦）
カップル（まあいろいろ）
厚生年金のコンサート前の食事
1時半すぎの遅めのランチの方
何屋かわからんけどとりあえず入ってきてくれる方
ワイン会の人たち


平日とはちょっと風景が違う。
うちのランチタイムは前の消防署の建物がなくなってから日が心地よく入るようになりなかなかきもちがいい。　カウンターの壁に外のオリーブの影がうつる。

来週から寒さも和らいでくるみたい。

夜なかなか来にくい時代。ランチだって楽しいしおいしいです。

酒とタバコと女とフレンチ

タバコと酒は切っても切れぬ縁である。

ある４０代女性（私の知り合い）に近頃話題の自然派ワインをすすめると
「いまさら自然派ゆうてみてもなぁ・・・・いままで存分に不自然にいきてんのにー（笑）」と笑いながら
白ワインのんでいた。
確かに、ワインだけ自然派っていうひともたくさんいる(笑）
自然派って妙に都会的な感じがするのはわたしだけかな。
おいしいけど。


タバコや酒は、嗜好品なのであまり、やいやいいえないのだが、どーしても気になることがある。

妊娠中のお母さんの酒とタバコである。
子供は細胞分裂しておなかの中で大きくなっていく。そのときにタバコ、酒が入ると細胞分裂がうまくいかないのだ。先天的障害というものはこういうことも1つの原因ときいている。

注文するのはお母さん。
「いっぱいだけなら大丈夫」といって注文されたワインも「灰皿ください」といわれたら灰皿もっていくのだが、いつももっていくときに「元気にうまれてきてね」と心のなかで思ってしまう。

お母さんの健康は子供の健康であり、お母さんの食事は子供の食事であり、生まれてからもそうである。

ちょっと女性に知っておいてほしい話でした。