国産牛

ｽｰﾊﾟｰなどで肉の表記をみると国産牛や和牛といった表示がある。
われわれの業界でも、もちろん表記されたものが納品される。

国産牛＝　ホルスタイン（牛乳の牛）とＦ１（ホルスタインと黒毛和牛のかけあわせ）の2種類。
　　　　　　　
　　　　　　　
和牛＝黒毛和牛（和牛の８０％は黒毛和牛。いわゆるやわらかーいとテレビのリポーターがよく言っているさしがはいってるのがこれ。Ａ５の肉とか、Ａ４の肉とかランクついてるのは黒毛和牛です。）あとの２０％で日本短角牛、高知褐色牛、熊本赤牛である。

肉は分かれているが、どの牛も牛タンやつらみ、ほほ肉、ハラミ、テールなどは内臓扱いになる。

同じ一頭の牛だが、内臓は扱う会社がべつになるので、国産牛も和牛も基本的にはまぜまぜになる。

そして、内臓に関しては、国産牛のテールがくるか、和牛のテールがくるか、指定はできない。

要は肉屋さんと、内臓を扱う業者だけが、どれが国産牛の内臓か、和牛の内臓かをしっている。


さらにいうと、国産牛でもホルスタインににてる牛と黒毛和牛ににてる牛もある。お父さん似かお母さん似かでもちろん味も変わってくる。そういうとこらへんも、業者さんならわかる。

今日テールの黒毛和牛種のがはいってきた。